パソコンとシーケンサとGOTの接続

パソコンとシーケンサとGOTの接続

GOTは、かなり便利です。

便利というのは、ベネフィットと言います。

今回のきっかけは、GOTを立上げ時に分かったことですが、
かなりベネフィットが高いということです。

今、GOTと立上げるとは?

GOTはPLCからの接続がないと画面が変わりません。

PLCが接続されている時に、GOTが機能しますので当然です。

この時、PLCにLANポートがあるとGOTはEthernet接続ができます。

この時、パソコンはデバッグ用です。

実際の運転では必要ありませんが、立上げるとは、パソコンを接続してデバッグしていくということです。

パソコンは、GOTとPLCの両方にUSBで接続してデバッグができますが、

パソコンのケーブルの都合上、パソコンからは1本のUSBで接続した場合があります。

つまり、パソコンを中心としたPLCとGOTでは、どのように接続するかが課題です。

分かったことは、2つあります。

1.PLC、シーケンサの型式によってPLC経由のGOTは接続できません。
 例えば、Q03UDVは接続できるがQ03UDEの内臓では接続できません、別途Ethernetユニットを追加が必要です。

2.GOTにパソコンからUSBで接続し、Ethernet経由でPLCへの接続ができます。

これが「GOT(Ethernet)トランスペアレント機能を利用する」となります。

そこでQuetion

この機能の設定は、果たしてどこでするのか?

Answer:GOTではなく、PLCの接続先設定になります。

GX-Works2の接続先設定で、シーケンサ側I/FでGOTを選びます。

さらに、GOTアイコンの上で、ダブルクリックすると

「シーケンサ側I/F GOT詳細設定」といダイアログが登場します。

CPUユニットの項目で、ラジオ釦で「パソコンとシーケンサとGOTの接続について」

を選択することで設定されます。

このようなことを、シーケンス制御エンジニアは経験して学んでいきます。