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No.0374 操作の設計を先にする!

今日は昨日のつづきです

 

使用者の立場で

操作ボタンを抽出すると

課題が見えてきました

 

その内容は、

3つあります

 

1.「投入準備」ボタン

です。

 

自販機では、お金を入れると

メニューが選べます

 

つまり投入準備は

コンビニで精算しているので

不要のはずです

 

しかし、

装置内ではフォーク装置と

オーブンがスタンバイ動作を

開始したいのです

 

2.メニュー選択の課題です

精算した内容と一致する上で

サイズ選択などをおこなうが

 

コンビニスタンドの

コーヒーのように、

 

サイズとメニューの一致は

間違えてもしかたがない

ことにしています

 

1.2.の課題から

投入準備は不要とします

 

最初にスタートボタンを

押すとフォーク装置が動作

エレベータに乗るような

操作になります

 

メニューは、

調理コースを選択として

ピザトレーを載せた後になります

 

 

3.ドア扉の開閉は

エレベータのように

到着すると扉が自動で開く

構造にします

 

出し入れは、あなたです

という、お知らせになります。

 

熱々コーヒーのカップを

取り出した時のように

 

カップの蓋はサイドに

ストックされています

 

ピザの箱もサイドに

用意したいのですが

 

ココが

衛生面の管理で

最大のテーマですね

 

 

 

それでは、以下のように

操作の流れを修正してみます

 

1.ピザを投入するために

「スタート」ボタンを押す

(エレベータを呼ぶ操作感です)

 

2.ピザトレイを

受け取り可能な状態なると

ドアが開きます

 

3.ピザトレイを所定の場所に

セットする

 

4.ピザの「メニュー選択」ボタン

を押すとドアが閉じます

(エレベータに乗った操作感です)

 

5.自動的にピザオーブンに

ピザが投入され、調理開始

 

6.調理が完了すると

ピザトレイが運び出されて

取り出し高さへ移動

 

7.到着するとドアが開き

光と音で到着のお知らせ

 

8.ピザトレイを取り出す

 

9.ピザトレイから

ピザを箱へ移して完了

(エレベータのようにドアは自動で閉)

 

以上になり、昨日とは、

1つのボタン操作が減りました!

 

残りの課題は、

ピザトレイの返却と

ピザの箱の準備です

 

 

コンビニレジで

購入した調理前のピザと

トレイを提供することで

 

対応する方向は

どうでしょうか?

・・

このように

具体的に操作ボタンを

優先的に設計することで

 

流れと課題が

見えました

 

課題が見えると

解決策のディスカッションが

できますね

 

使用者優先で

はじめることが

 

ポイントです。

 

 

次回は

使用者への表示機能

について考えます

 

 

今日も、読んでいただき

ありがとうございます。