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No.0392 エレベータ用テンプレートも以外な結果!

今日は、

設備に展開できる

エレベータの事例です

 

貴重な情報ですよ!

 

(1)準備作業は

今回もシナリオの

テンプレートから

 

プログラム作成の

テンプレートに

 

デバイス割付けを

行いました

 

 

結果は、なんと!

前回の本体装置の半分以下

約14分でした!

 

これまた、

貴重な情報となりました

 

今回の事例は

すべて行先データを指令する

FROM-TOの動作になります

 

FROM-TOは2回の指令になります

 

1回目は、フロア各階の外ボタンの

呼び出し指令です

 

2回目は、エレベータ内

行先階ボタンの行先指令です

 

動作の開始は

1回目の呼び出しです

 

課題は、2つ

1.行先用のデータ生成

2.上昇か下降かの方向判別

 

動作行程は、9ステップでした

 

扉の開閉は2回ずつ登場ですが

すべて1つのタスクでした

 

作業は10分くらいでしたが

以前、

ストッカー装置の経験があったので

運用を見直していました

 

(2)プログラム作成

プログラム入力は

GXWorks2で

30分

 

前回までのファイルに

プログラムを追加しました

 

 

経過は動画撮影をしていますので

興味のある方は、

 

以下へ登録してください。

%9%

 

 

重要なポイントは

行先階というデータだけの制御に

なるので

 

テストが問題でした

 

はじめは、動けばよいの

デバッグでしたが

 

運用的な問題を感じたので

テストモードを作成して

 

実際に近い

現在階が変わるように

テスト運転をしました

 

 

メインのシーケンスはD1000

[=K10~K90 D1000]

最後は先頭へ戻ります 

 

サブのタスクは 

D1010:サブ1(昇降判別と昇降動作)

D1020:サブ2(扉の開閉)

D1050:行先階の常時受付け

 

入力信号は4点+

各階の外ボタン16点

カゴ内の行先階ボタン16点

 

タイマーは、扉を閉める時だけ

なので固定タイマーとしました

 

(3)テスト

デバッグ時間は20分

 

見直しテスト5分+5分

 

テストは2回の検討、

見直しを行いました

 

理由は、

次回にしますが

 

運用問題が

潜んでいました

 

トータル時間は

約90分でした

 

 

今回はテストで

判ってきた運用問題

 

従来のシーケンス制御では、

苦手な領域ですが

 

ワードステップなら

見える化できました

 

 

次回、

エレベータの運用問題について

解説していきます