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No.0431 ワーク思考とは?

今日からのテーマは

「ワーク」です

 

今、もっとも深刻な問題は

部品入手ですね

 

そこで

設備の運転で重要な要素の1つである

「ワーク」について

 

考えていきます

 

材料を入れると

製品が出てくる

 

そんな運用を実現するのが

シーケンス制御の仕事です

 

しかし、

僕の知る限りでは

 

ワークという要素を

HMIに取り上げているメーカーは

少ないです

 

(1)ワークがないのは何故か

 

1.設計がエンジニア視点になっている。

装置や機能名だけを使っている

 

2.物理層の視点だけになっている。

目的を伝える言葉が少ない。

 

3.機構とセンサーに注目しすぎている。

トラブル対応が基準になっている

 

 

(2)ポイントは何か?

 

1.ワークとは?

材料、素材、製品、半製品

食材、生地、具材など

 

加工のシーンを

イメージするとき

 

対象物が人によって

ズレのない言葉が必要

 

 

2.実際の運用シーンでは

モノを前にした言葉を使う

 

3.設備を前にして会話する

言葉選びが必要

ユーザーとの共感が大切

 

製造業の工作機械では

ワークが馴染んでいる

 

食品加工、

半導体製造など

 

業界によって

違和感があるが

 

ワークが

工場の中では

マッチングする

 

(3)どうやる?

 

1.ピザ調理システム

としたとき

 

ピザを運ぶ動作においても

ワークを使ってみる

・・

ワークの

加工前⇒加工中⇒加工後

 

調理前⇒調理中⇒調理後

のワーク

となります

 

お客様が興味があるのは

ワークです

 

おいしいワークを

提供する

 

ちょっと違和感がありますが

ワークをメニュー選択にして

活動してみます

 

ワークには

仕事の意味もあります

 

全てはワーク基準で思考する

 

ワーク思考で

考えていきます!