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No.0511 プログラムのアドレスとは!

前回の

プログラムの3大要素の1つ

アドレスについて補足します

 

 

(1)アドレスとは?

 

1.絶対アドレスと相対アドレスは

 

NCプログラムの

座標系でも登場する

 

絶対値と相対値の関係です

 

 

2.一言でいうと

「比較しているか、していないか」

の違いです

 

絶対値は住所の番地のように

1つだけでわかる値です

 

 

3.相対値は

比較して表す方式

比較した値からわかる値です

 

比較対象がある前提です

 

 

(2)ポイントは何か?

 

1.絶対値と相対値は

よく登場します

 

絶対値は現在値がどこかを

比較無しで表すので

迷うことがありません

 

 

2.相対値は

1つの値だけではなく

前の値からの差を表すなど

 

比較元の値が変わると

相対値はすべて変わります

 

 

3.相対値の考え方は

コンピュータでは

非常によく使われます

 

 

(3)どうやるのか?

 

1.絶対値と相対値は

 

個人的に好き嫌いが

あるように

 

使う場面で

切り替えます

 

絶対比較が欲しい時

相対比較の方が理解しやすい時

 

 

2.相対値は

相対パスなど

 

比較元を変えると

対象の値も変わるので

 

ファイルの場所など

長いパスを記述しなくても

 

現在の場所から示すパスは

簡単な表記になります

 

 

3.エクセルなどの

表計算の事例では

 

A1 B1 C1 ・・・

A2 B2 C2 ・・・

A3 B3 C3 ・・・

 

相対アドレスは

=A1+3

 

絶対アドレスは

=$A$1+3

 

という

書き方になるなど

 

現在では、コンピュータの

アドレスの考え方が

普及されてきました

 

 

しかし、実社会では

 

方向音痴という

言葉があります

 

味覚音痴なども

あります

 

あたりまえに使われますが

 

音痴などは

何と比較してかを

明確に示さないで

使うことが多いです

 

実社会では

あたりまえにあります

 

プログラムで使う

メモリ等のアドレスは

 

あたりまえ基準が

ありませんので

 

あたりまえを示すことも

必要になります 。