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No.0514 デジタルデータのはじまり!

今回からは、

データについて学びます

 

データをテーマにするとき

PLC(シーケンス)を例にします

 

PLCは専用言語になります

 

PLCを取りあげる理由は、

データの型に

特徴があるからです

 

パソコンで使われる

汎用言語では高級言語という

 

人間がわかりやすい言語にするため

ハードウェアから離れる

遠い言語でした

 

それに対してPLCは

ハードウェアに

近い言語になります

 

PLCで扱うデータが

コンピュータの原点である

 

1と0

 

デジタルという考え方の

はじまりとなるデータです

 

(1)なぜPLCのデータか?

 

1.PLCは人が操作するものを

入力し、出力します

 

2.PLCは機械を動かすものを

入力し、出力します

 

3.PLCは人と機械:

 

機械を制御する

コンピュータとして使われます

 

2つの事を同時に処理して

自動運転するように

プログラムします

 

 

(2)ポイントは何か?

 

1.人が操作するもの

入力は押釦やスイッチ

出力はランプやブザー

 

2.機械を動かすもの

入力はセンサー

出力はモーターや電磁弁

 

3.身近な事例は

家の照明のON/OFF

のように

 

人の操作と機械の動きを

自動でON/OFFする

ことを可能にします

 

 

(3)どうやるのか?

 

1.家の照明の例では

 

同時に点灯したり

消灯したりする

 

それぞれの部屋を

人をセンサで検出して

自動でON/OFFする

 

朝の起床する時間になったら

自動で点灯

 

夜の寝る時間になったら

自動で消灯

 

すべての部屋を

同時に制御が可能です

 

 

2.ON/OFF制御は

プログラムでつくります

 

 

3.ON/OFFがデータ

となります

 

スイッチやセンサーも

入力データになります

 

ブザーやモーターも

出力データです

 

ON/OFFデータ

 

1か0(ゼロ)

 

入・切

 

この情報を

データにする型が

 

ブーリアン変数

ブール変数

Bool型です

 

イギリスの数学者

Gerge Boolian

 

コンピュータの基礎的な理論

ブール代数(ブール論理)を提唱

 

コンピュータで扱う

データのはじまりです

 

1か0というデータが

デジタルのはじまりです

 

 

PLCはハードウェアと

もっとも近い位置で扱う

 

プログラム言語が

必要になります

 

 

次回は

もう少し深めていきます