今回は、
シーケンス制御の視点で
照明スイッチについて
学びます
部屋の電気を点けて!
という時、
多くは、パチン!という
スイッチではないでしょうか?
その照明スイッチでは
制御できるのでしょうか?
そこで照明スイッチについて
調べます
(1)照明スイッチとは?
1.種類は2種類ですが
実質は1種類でシンプルです
2.片切りスイッチというタイプ
照明まで配線の2本のうち
片方だけを切ることで
照明の電源を入り切りします
3.3路スイッチというタイプ
部屋の照明ではなく
廊下や階段の上と下など
離れた2カ所から
1つの照明を入り切りします
(2)ポイントは
1.スイッチ自体は
ONしたままか、
OFFしたままになる
セレクトスイッチです
2.片切りは
電線の2本の内、1本だけを
入り切りしますが
両切りタイプもあります
大きな電源を操作する
操作というよりは
ブレーカーのイメージです
安全ですが
高価になります
3.複数つかうスイッチとは
照明1つに対して離れた2カ所で
操作したいとき使います
3カ所にする場合は
4路スイッチもありますが
僕は見たことはありません
(3)どうやるのか?
1.片切りスイッチを使う場合は
そのスイッチの配線をコントローラへ
接続します
2.電源線の操作ではなく信号線の
ケーブルになります
一般的な家の場合はブレーカの
ある分電盤からのケーブルになるので
コントローラの設置もこの近くになります
3.片切りスイッチは
それ自身がONしたままか
OFFしたままになる
この状態から
制御できるようにするには
コントローラの中で
パルス命令という
立上りや立下りだけを
検出する命令を使います
パルス化するという
言い方も使います
パルス化する処理は
PLC(シーケンサ)では
非常に重要な処理になります
次回、
パルス処理について
学んで行きます