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No.0525 照明スイッチの種類

今回は、

シーケンス制御の視点で

照明スイッチについて

学びます

 

部屋の電気を点けて!

という時、

多くは、パチン!という

スイッチではないでしょうか?

 

その照明スイッチでは

制御できるのでしょうか?

 

そこで照明スイッチについて

調べます

 

(1)照明スイッチとは?

 

1.種類は2種類ですが

実質は1種類でシンプルです

 

 

2.片切りスイッチというタイプ

 

照明まで配線の2本のうち

片方だけを切ることで

照明の電源を入り切りします

 

 

3.3路スイッチというタイプ

 

部屋の照明ではなく

廊下や階段の上と下など

 

離れた2カ所から

1つの照明を入り切りします

 

 

(2)ポイントは

 

1.スイッチ自体は

ONしたままか、

OFFしたままになる

 

セレクトスイッチです

 

 

2.片切りは

電線の2本の内、1本だけを

入り切りしますが

 

両切りタイプもあります

大きな電源を操作する

 

操作というよりは

ブレーカーのイメージです

 

安全ですが

高価になります

 

 

3.複数つかうスイッチとは

照明1つに対して離れた2カ所で

操作したいとき使います

 

3カ所にする場合は

4路スイッチもありますが

僕は見たことはありません

 

 

(3)どうやるのか?

 

1.片切りスイッチを使う場合は

そのスイッチの配線をコントローラへ

接続します

 

 

2.電源線の操作ではなく信号線の

ケーブルになります

 

一般的な家の場合はブレーカの

ある分電盤からのケーブルになるので

コントローラの設置もこの近くになります

 

 

3.片切りスイッチは

それ自身がONしたままか

OFFしたままになる

 

この状態から

制御できるようにするには

 

コントローラの中で

パルス命令という

 

立上りや立下りだけを

検出する命令を使います

 

パルス化するという

言い方も使います

 

パルス化する処理は

PLC(シーケンサ)では

非常に重要な処理になります

 

 

次回、

パルス処理について

学んで行きます