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No.0679  設備トラブルの予防とは

12月は、トラブルの予防について

学んでいきます

 

まずは、

予防について考える事例です

 

昨日、帰宅したところ

 

ダイニングの椅子を修理しようとした

形跡があり、

 

ハンマーとドライバーと木ネジが1本

テーブルに置いてありました

 

(1)なぜか?

 

1.カミさんに理由を聞くと

僕が座る椅子に座ったところ

 

椅子がグラついて

座面が下がり、

ネジが1本落ちてきた!

 

ということでした

 

2.椅子は木製です

 

購入してから27年になります

あちこちガタが来ています

 

3.最近、椅子の座面が

グラついていました

 

椅子の脚のハメアワセが

緩んでいたのです

 

ポイントは

 

廃棄するか?

修繕するか?

 

 

(3)どうする?

 

1.本日、少し時間をつくって

バラしてみました

 

2.座面は木のフレームに

L字のアングルを使ってネジ止めしています

 

アングルで座面を支えていたのですが

3つのうち

1つのアングルが変形して

ネジが緩んで落ちました

 

L字アングルは角度が90度でしたが

長年の荷重で曲がり、

 

曲がったのでネジが緩んだようです

 

座面が落ちそうになった

原因がわかりました

 

アングルの変形は修正できたので

ネジは新品に交換します

 

 

3.座面は汚れているので

これを機会に張り替えを

検討することにしました

 

椅子の脚は、はめ合わせを

ハンマーで叩いて押し込みましたので

グラつきは無さそうです

 

椅子は壊れていないので

修理できると判断しました

 

 

このような経過が

トラブルの予防では

ないでしょうか?

 

建物でも、

経年劣化で修繕シーンを

あちこちで見かけます

 

 

設備も

なんらかのタイミングで

トラブルを予防するために

 

診断することが

大切です

 

 

日常の活動で

気づきが重要です

 

 

こんな事例を共有しながら

予防につながる学びを

していきましょう