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デジタル情報の名前付け

iCADフォーラムより、

今回は、3次元CADを導入した

ユーザーの課題として、

 

特に興味深いと感じたのは、

デジタル情報の名前付け問題です。

 

 

課題は

検索、仕分け、整理整頓です。

 

 

膨大な3次元部品のデータを、

チームメンバーはもちろん、

 

自分自身も過去のデータを

探す問題に直面します。

 

 

特に部品の関連付け、

親子関係やファミリー構成など、

 

CAD上の部品の色分けを

どのように決めるかは

ルール作りに発展します。

 

 

装置全体を構成する部品は

規格品と図面品に分かれますが、

 

規格品は外部からの

デジタル情報であり、

 

図面品は流用できるものと

新規になる部品に分かれます。

 

 

いずれにしても、

ユーザー視点の課題は

非常に重要です。

 

 

メーカーがこれらの課題に

どれだけ関心を持ってリサーチして

アップデートできるかが重要です。

 

 

メカ設計の段階で導入が滞ると、

それを活用する制御設計にも

影響を与えます。

 

 

特にデジタル情報になっても

部品の名前付けは、

 

仕分けの問題になり、

全体に影響を与えることが

 

大きな気づきでした。

 

 

考えてみると、

 

名前を付けるという問題は、

プログラム作りでも悩みの種です。

 

変数名をどういうルールで付けるか?

 

PLCではグローバル変数として

使われるデバイスメモリーのアドレス決めが

重要な課題になります。