第1344号:
ポコのPLC探偵日記:
ファクトを語る習慣
こんにちは、千田です。
前回は「対処の優先と経験則」を
テーマにしました。
今回は、ファクトを語る習慣
についてです。
■ エンジニアの癖
PLC系エンジニアには、
特徴的な習慣があります。
ロジック設計に慣れているため、
条件反射のように「原因」から
話を始めてしまうのです。
その結果、関係者への説明で
現象(FACT)が抜ける
ということがよく起こります。
【P】の視点
【P】(探偵ポコ)登場。
【P】「におうぞ、
FACTを先に伝える習慣だ!」
■ 今回の例
今回のケースでは、異常が起きると
モードが自動から手動へ遷移。
その結果、ローダー付属機能の
出力がOFFになり、
センサー入力は回復しました。
一見するとセンサーが瞬断した
ように見えましたが、
実際はモード遷移による結果でした。
■ 習慣化のポイント
まず「何が起きたか」を語る
(FACT=現象だけを語る)
FACTを押さえてから原因を述べる
システムの前提条件も共有する
■ 気づき
FACTを語る習慣を持つことは、
再発防止にも直結します。
「原因追及の前に現象を残す」
この意識が、個人の技術力だけでなく
組織の知識共有を強化します。
まとめ
FACTを語る習慣があれば、
トラブルを知識資産に変えて
未来につなげることができます。
