第1347号:
ポコのPLC探偵日記:
FACTは伝わっているか?
こんにちは、千田です。
■ 前回のおさらい
前回はモード切替時のトラブルを
FACTとして整理しました。
モードA作業中にモードBを
スタートすると、Aは続けられない。
オペレータの意思と機能が不一致。
作業は中断し、ロスにつながる。
■ 今回の焦点
では、そのFACTは
関係者に正しく伝わっているのか?
報告の場では、つい原因から話しがち。
しかし、もっと深い理由があります。
それは――
モードには「見えるモード」と
「見えないモード」があること。
■ 見えるモード/見えないモード
手動/自動など、
スイッチや画面で確認できる状態=見えるモード。
しかし内部で処理が移行中だったり、
待機中/保護中といった状態は=見えないモード。
オペレータにとっては見えないため、
「なぜ動かないのか?」が
伝わりにくくなるのです。
■ 身近な例
ChatGPTも同じです。
入力中は「見えないモード」。
Enterを押すと一気に「送信モード」。
まだ編集中だったのに、
処理が走ってしまうことがあります。
「見えないモード」があるから、
ユーザの意思とシステムの挙動が
すれ違うのです。
【P】の視点
【P】(探偵ポコ)登場。
【P】「におうぞ、
見えないモードが隠れてるな!」
■ FACT発信のポイント
まず「何が起きたか」を一文で伝える
その際「見えるモード」だけでなく
「見えないモード」も補足する
原因や推測はその後に添える
まとめ
FACTが伝わらない真の原因は、
モードには見える部分と
見えない部分があること。
ここを整理して発信しなければ、
現場と関係者の認識は
すれ違ってしまいます。
