第1348号:
ポコのPLC探偵日記:
見えないモードをどう見える化するか?
■ 前回のおさらい
前回は「FACTが伝わっているか?」
その背景には、モードには
見えるモードと見えないモードが
あることをお伝えしました。
■ 今回の焦点
では、その見えないモードを
どうやって見える化するか?
今回のテーマは、
オペレータ視点 での
見える化です。
■ オペレータ視点での課題
モードAの動作が終わっていても、
「モードAが維持されている」
ことが見えないと、
ユーザーは混乱します。
次にモードBを操作すると、
装置側はBに切替済みと判断。
しかしユーザーは
「まだAのつもり」なのです。
この食い違いがトラブルを招きます。
■ 身近な例
ChatGPTも同じです。
入力中は本来
「EDITモード」のはず。
でもEnterを押すと、
すぐに「送信モード」になってしまう。
「まだ編集のつもりだったのに…」
そんな経験はありませんか?
もし「編集モード」と「送信モード」が
ユーザーに明示されていれば、
混乱は防げるはずです。
【P】の視点
【P】(探偵ポコ)登場。
【P】「におうぞ、
ユーザー目線が抜けてるな!」
■ FACT共有の第一歩
見えないモードの見える化は、
内部処理をどう記録するかよりも、
まずオペレータが
「今どの状態か」を理解できるように
設計することが第一歩です。
まとめ
FACTを共有するには、
オペレータ視点の見える化 が必須。
内部視点の可視化はその次です。
見えるモード/見えないモードを
ユーザーに伝える工夫こそが、
真のトラブル防止につながります。
さらに補足すると、
Chat入力でのEnter操作は、
日本語入力特有の事情もあります。
日本語では「変換確定=Enter」と
「送信=Enter」が重なるため、
見えないモードが生まれます。
英語では確定操作が不要なため、
この問題自体が存在しません。
