第1353号
ポコのPLC探偵日記:
条件設定ミスをどう防ぐか?
こんにちは、千田です。
■ 前回の続き
田園都市線事故では
「条件設定の誤り」により、
青信号が出てしまいました。
今回はその防止策を
設計ルールの視点から
考えていきます。
■ 対策① インターロック設計
条件を誤っても、
青信号が出ないようにする。
ここが設計の基本です。
具体的には:
① 列車の一部が本線上に
残っていることを検出し、
必ず赤信号を出す。
② 所定位置手前で
停止した場合は、
「完了確認」が出るまで
青信号を出さない。
この二重化こそが、
例外を想定する設計です。
■ 対策② 設定値の照合
もう一つは「照合」です。
すべての連動装置は、
設置完了時に条件設定を控え、
マスターデータと照合する。
例えば車両数ごとに
異なる基準値を持たせ、
設定結果と比較する。
一致して初めてOK。
これをもって
デバッグ・テスト完了とする。
■ 【P】の視点
【P】「におうぞ、
例外処理と照合のルールが
弱いぞ!」
■ まとめ
条件設定ミスは必ず起こる。
だからこそ:
・インターロックで二重化
・マスターとの照合ルール化
この二重の仕組みで
再発を防ぐことができる。
FACTを守る設計ルールこそ、
未来の安全をつくります。
