· 

No1370:何が問題かを振り返る

第1370号

 

ポコのPLC探偵日記:

何が問題かを振り返る

 

こんにちは、千田です。

 

 

今日から11月。

今年も残り2か月となりました。

 

1年を振り返ると、

現場でも講演でも、

多くの「成果報告」を

耳にする季節です。

 

 

私も一昨日、

3次元CADのフォーラムに

参加してきました。

 

 

どの講演も素晴らしく、

改善の成果や将来展望が 

しっかり語られていました。

 

しかし、どの発表にも共通して

感じたことがあります。

 

それは—— 

「何が問題だったのか?」

が伝わってこなかったことです。

 

 

■ FACTの欠落

 

1社だけ「手戻り」という

課題ワードが出ましたが、

その手戻りが

なぜ起きたのかという

“事実(FACT)”は語られませんでした。

 

多くの企業が成果を語りますが、  

問題を明確に語ることは

まだ難しいのだと感じました。

 

 

■ 日本語の壁

 

これは文化的な課題でもあります。

私たちは「結果」や「改善」は

得意ですが、

「何が起きたか」を

率直に言葉にするのは苦手です。

 

製造業でも同じです。

 

問題を“事実”として伝えるより、

“評価”として語ってしまう。

 

 

■ 再出発のテーマ

 

今回のフォーラムを通して

改めて思いました。

 

今の日本のものづくりに

本当に必要なのは、

「FACTを共有する力」。

 

それがあって初めて、

“何が問題か”を  

チームで正しく振り返れるのです。