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No1362:設計プロセスへの落とし込み

第1362号
 
ポコのPLC探偵日記:
設計プロセスへの落とし込み
 
こんにちは、千田です。
■ 設計で気づくあいまいさ
実際に設計しようとすると、
あいまいなことが多いと
気づかされます。
一見、法律や規則で
明確に決まっているようでも、
停止時間や安全確認の方法など、
数値で定義されていない領域が
数多く残っているのです。
 
 
■ 固定部と変動部
前回は、Defineは
「固定部+変動部の二層構造」
になるとお話ししました。
では、実際の設計プロセスに
どう落とし込むのでしょうか?
■ 固定部の例
信号灯は赤は止まれ、青は進め。
ここに曖昧さはありません。
これが固定部です。
■ 変動部の例:一時停止
一方で「止まれ」の標識や
赤点滅信号での一時停止。
法律上の定義は、
「停止線の直前で一時停止」。
つまり完全に車輪が止まること。
しかし「何秒止まるか?」
「安全確認の定義はどうか?」
までは明記されていません。
■ あいまいな変動部
都市部の交差点では
1秒の差が事故を生むこともあれば、
郊外では形だけの停止で
済まされることもあります。
安全確認も人によって違い、
「左右を見る」だけの人もいれば
「後方まで確認」する人もいます。
■ 設計に必要な視点
固定部=必ず停止すること。
変動部=停止時間と確認範囲。
本質的な課題は、
この変動部をどう数値化し、
どう環境に応じて変えるかです。
アメリカの例では、
深夜の交差点で安全が確認できれば
赤でも進行できる州もあります。
これは
「環境に応じて変動部を柔軟に設計する」
考え方です。