2020/12/22 ステップ進行の構図

今日は、シーケンスを確実に

 

進める構図についてです。

 

 

あるラダー回路では、

 

数値を加算して

 

進めるステップシーケンスが

 

ありました。

 

シンプルで、読みやすいのですが、

 

何かが違うなぁと感じていました。

 

 

 

それは、処理をしただけで、

 

ステップを加算しているので、

 

処理はできているが、

 

確認処理が不足しているようです。

 

 

特に、データ処理や通信処理などは、

 

機械の動きが無いので、

 

確認する方法を考える必要があります。

 

 

スキャンで、どのように処理が進み

 

どのように、待ち合わせるかなど、

 

処理の完了確認をする方法を

 

確立することが重要です。

 

 

シーケンサのスキャンは速いので、

 

指令だけ出して進んでいくと、

 

指令だけでは、

 

次の処理が被る場合があります。

 

 

まさに、400mリレーの選手のように

 

同時並行する処理も合わせて、

 

同期処理を考えることが大切です。

 

スキャンを理解して、

 

確実に進めるためにも。

 

 

テスト方法も考えて、

 

確実なステップの構図を

 

考えたいものです。

 

 

PLC特有の

モニター機能を最大限に活用して、

 

確実な構図にすることが、

 

トータルで安定した処理になります。

 

 

是非、

 

『オンラインサロン』で、

 

シーケンス制御の安定する

 

構図を一緒に考えていきませんか。