2月は、月間テーマを
「ワーク」に
取り上げてきましたが
製造業のワークを
生産するときの問題が
ようやく前回で
最適化問題になりました
昨今の製造業の問題は
半導体を中心に
最適化が問題です
最適化し過ぎたという
問題です
(1)なぜか?
1.ワークとは、
製造系の要素です
流通系とは異なり
生産プロセスのテーマです
工場の部品生産は
そのまま商品になるわけでは
ありません
しかし、部品がないと製品が
つくれません
2.ワークがつくれないと
製品がつくれません
製品を流通するための設備も
物でつくられています
3.ワークとは
物をつくるための
部品です
物をつくる過程に
様々な設備があります
その設備がつくる
1つ1つがワークです
(2)ポイントは何か?
1.製品の構成が
モジュール化が
進んでいることです
モジュール化とは
部品の集合で機能を達成します
例えば、
クルマの種類が違っても
特定のモジュールが
使われます
特定の部品生産量が
膨大になるので
混流生産は不要です
中国では
異なるメーカーの部品を
1つの工場で生産する
メーカー系列の
工場という考え方は
通用しないようです
部品生産は局所的に
忙しくなり
それ以外は
淘汰されます
2.市場が求めるのは
安心して使える製品です
この流れは、
加速しているようですが
2極化の問題です
・より大量生産に走るか
・より少量生産に走るか
この選択に
なると思われます
3.ITの普及で
最適化が進んできましたが
昨今の世界環境からは
重要部品は自国で生産する
重要性が叫ばれています
グローバル化とか
ボーダーレスとか
様々な議論が
なされていましたが
最適化し過ぎた
ということです
(3)では、どうやるのか?
一番大切なことは
変化に適応することですね
1.米国も自国内で生産する
製造業の復活が急務のようです
2.自分の国は、自分で守る
・人のウィルス感染
・サイバー攻撃のウィルス感染
・環境変動による災害発生など
3.国連など世界規模の活動は
適応できていない
ウクライナの人々に
課せされた使命は
自力で生き延びることです
先日、アフガニスタンの人が
自力で自国を脱出するを番組を
拝見しました
世界は厳しさを増しています
SNSによって
情報を入手するだけでなく
自国の工場も
情報発信することで
変化に適応できる
何が出来て
何ができないか
変わらないものと
変わるものを
すみ分ける
そんな情報を発信する力が
求められるているようです
今月は
北京オリンピックで
盛り上がりましたので
イメージと
相当ズレましたが
最後にウクライナで戦争が
本当に勃発するとは
思いませんでした
この出来事も冷静に
受け止める必要がありそうです
来月は、
物をつくる道具となる
「ツール」を
テーマにしていきます