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No.0475 価値提供する舞台裏のしくみ

今回のテーマは

少し脱線して

 

加工する時の軸の話です

 

 

加工する機械とは

オーブンレンジを

イメージしてください

 

タイプは2つです

 

1.お皿は移動しないタイプ

 

2.お皿が回転するタイプ

昔のレンジはお皿が回転した・・?

 

理由は、回転しないと

調理にムラがあったから?

 

だと記憶します

 

今は、マイクロウェーブを拡散する

機能が備わったのでお皿は

回転しなくなったと思いますが

 

お皿もビームも

移動させていた時があったようです

 

目的は、レンジで加熱して

料理が美味しくなるかですね

 

工作機械も基本は同じです

 

美味しいかどうかです

 

優先準備は

1.うまい

2.やすい

3.はやい

 

この

3つが基本です

 

この3つ評価を

対象のワークに合わせて

 

軸を

どう動かすかという

工夫がされます

 

 

軸の問題は

機械メーカーの

テーマです

 

課題は

ワークに対して

軸の方向です

 

 

軸は3次元空間を表す

X、Y,Z

という方向に対して

 

X軸,Y軸,Z軸

となります

 

この時

ワークの移動と

工具の移動が

 

どういう軸で

移動すると

 

うまい、やすい、はやい

が実現できるかという

問題です

 

これは、機械の特徴なので

後から変更することは

できません

 

前回登場した

パンチプレスという機械は

 

ワークが

X軸、Y軸を移動します

 

工具は、

Z軸を移動

 

上下に移動することで

パンチングして

打ち抜きます

 

 

何が移動して

うまい、やすい、はやい

を実現できるか

 

これが価値提供する

舞台裏のしくみです

 

 

明日は、

もっと複雑になった

軸の舞台裏を考えます