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No.0668 トラブル対応の体制づくり

トラブル対応の体制づくりについて

学びます。

 

 

(1)トラブルとは?

 

1.人の場合は、

病気や怪我、災害などありますが

トラブルに関わった人が通報します

 

 

2.設備の場合は、

機械などの装置で発生する

アラームや衝突などの不具合が

トラブルです

 

通報は救急車やドクターはいませんので

関係者が判断して通報になります

 

 

3.問題への対応は

関係者の活動になります

 

関係者とは、納入前は

メーカー内の担当者

 

納入後は、ユーザが主役になります

 

トラブルは、

納入前でも起きるので

専門の担当者間の連携が

課題になります

 

 

(2)ポイントは何か?

 

1.問題と課題の違い

 

よく遭遇するのは

設備納入前の立上げテストで

発生するトラブルです

 

機器アラームや接続エラー、

プログラム不具合です

 

 

2.課題は

アラームが発生する原因を

見つけて解決していくために

必要となる技術が課題です

 

モニターや診断などで

ツールを使う手段も課題です

 

 

3.問題解決は、

問題を明確にして課題を設定し、

解決策を決めて実行する

 

問題を明確にするには

ツールの利用がポイントです

 

 

(3)どうやるかのか?

 

1.問題をヌケモレなく洗い出す

網羅的に書き出すことです

 

ダブらないように

書き出すことも大切です

 

 

2.問題の本質を探る

深掘りして考える

 

真の原因は何か?

 

原理原則を理解して

本質を探る

 

 

3.不明点は問い合せる

 

問い合わせの連絡先や

ネットワーク網を準備する

 

 

小さなトラブルから

技術相談するHELP体制まで

 

 

相談しやすい体制づくりが

重要です

 

 

救急医療体制のように

あるべき姿の体制づくりが

ポイントです

 

設備の立上げから保全まで

想定外へ対応する体制づくりは

 

結果的にお客様への

安心感につながります

 

 

FA設備でも医療体制のように

トータルでトラブル対応の

体制を考えたいものです