設備トラブルの対応は、
医療体制から学ぶ
医療体制は、
人のトラブルを対策するために
専門家をつくるところから
始まりますが
専門の体制をつくることが
目的です
では、
どんな問題があるのでしょうか?
どんな治療が必要になるか?
医療には外科と内科が
あるように
設備のトラブルにも
外科と内科の側面で
考えてみます
(1)外科は外部になります
1.事故による衝突の障害
消耗などによる劣化
オイル不足による
障害があります
2.もともと障害がある設備
先天的な障害があっても
生産に特化して稼働する
元々、障害があるが
理由があって稼働
トラブル前の状態の
把握が重要
3.耳鼻科のように
センサー系の障害は
複雑になると思います
障害の理由が多岐にわたり
原理がそれぞれ異なるため
センサー毎で、
対応がまったく異なります
(2)内科は内部です
1.内部とは消化系から
エネルギー変換の内部構造
それぞれの役割の仕様から
どこの問題か分析が必要
2.活動するための
判別・判断する処理系
CPU系・プログラム系の
診断がポイント
3.神経や血管のように
伝達系、駆動系の
ケーブルの診断
ハード系の診断がポイント
(3)どうやるかのか?
1.異常発信への対応
アラームやエラーの内容を
人が診断して対策する
この判断は、専門的になるので
メーカーか自社か
ユーザーはHELPになる
2.正常維持への対応
健康管理のように
日常から監視をして
日常点検する
大きな障害が発生しないよう
オイル交換やグリスアップ
点検・清掃・整理整頓など
3.パワーアップなどの
チューニング
筋トレや減量など
必要な稼働のための活動
性能アップで
生産性を上げる
自動化、省力化で
生産性をアップする
などのように
トラブル対応は
医療体制から
分野別に方策を
考えていきましょう