予防につながる
タイマ活用の
プログラム事例です
すごくシンプルなので
紹介します
たった1つです
[ MOV T10 D10 ]
問題意識のある方
興味が有る方は
以下を読んでください
わかる人はわかる
マニアックかも!
この可能性について考えます
(1)なぜタイマをデータ化するか
1.入出力時間を測ることができる
正常時に対して異常時間を設定するとき
根拠となる時間がわかる
異常判別の基準がわかる
2.タイマの使い方は
接点ONだけではない
計測してこそ
IoTへの道です
3.タイマー活用で
時間を記録できるので
蓄積すると
過去のドライブレコーダを
自分で作ることができます
過去の記録も
蓄積できます
PLCの中でつくるので
ヌケモレがありません
(2)ポイントは何か
1.動作時間のバラツキが
記録できる
2.過去10件でも100件でも
確実に記録が蓄積できる
3.蓄積できると
バラツキが分析できる
過去の蓄積データから
異常時間の判別に展開できる
(3)どうやるのか
1.センサー入力をタイマに
置き換える
2.タイマ経過をデータレジスタに
転送する
3.以下がサンプルプログラムのCSVです
LD X10
OUT T10
K300
MOV T10
D100
GX-Worksなどでラダー化して
動作を確認してください
解説:
X10を入力ONすると
T10を出力します
T10とOR接続で
T10をD100へ転送
[MOV T10 D10]
プログラムはこれだけ!
X10をON/OFFして
D10の内容をモニタします
D10の内容は
ある件数分を別のデータへ転送
シフトしていくことで
過去のデータとして蓄積します
過去のデータから
2倍以上で注意
3倍以上に警報
などなど
レベル分けすると
故障前の予兆になります
現状把握として
動作に影響しないので
プログラムに追加するだけで
トラブル予防につながります
IoT活動へもつなげましょう
プログラム事例を参照下さい
時間の単位は0.1秒です